すぐり　［一般社団法人ワーカーズ・コレクティブすぐり］

生活クラブ生協のお店「デポー石神井」の店舗の運営業務全般

生活のすべての会話が行き交い、情報が集まる場所

すぐりは、2007年に生活クラブ生協の「デポー石神井」オープンと同時に設立しました。デポー業務の発注・陳列・販売などの業務を受託しています。「何をウリにするか」、「ポップはどうするか」、すぐりは誰もがアイデアを出すことができます。しんどいところもありますが、おもしろい職場です。

朝のミーティング（それより前、家を出て）から帰りまで昼食時以外は立ちっぱなし。オープン前やバックヤードの作業では10キロ前後の荷物の上げ下ろしは日常ですが、すぐに慣れます。

野菜や果物は高さ170㎝のカゴ車で数台、ドーンと入荷します。一番上に重い箱が積まれている時もあり「なんでー！」と文句を言いつつ工夫と協力で凌ぎます。筋肉がついて若さが保てますよ。

人が集うデポーは消費材のことから子育てのこと、介護のこと、環境のこと、保険や葬祭、趣味のことまで生活すべての会話が行き交い情報が集まる場所です。すぐりが参加している練馬地域協議会には福祉や環境、行政のことを相談できる団体があるので、私たちが応えられなくても繋ぐことができます。

メンバーが満足できる職場にしたい

ピーター・F・ドラッガーの『非営利組織の自己評価手法』という本の中で５つの質問が投げ掛けられており、その一つに顧客は誰かというのがあります。　最初は顧客＝組合員さんでしょうと思って読んでいましたが、「顧客は満足してもらう対象」という一文があり、すぐりの顧客はメンバーだ！と気づきました。メンバーの満足→よい職場→働きやすい職場→やりがいの持てる仕事、となるようみんなで努力中です。