紙ふうせん　［（企）ワーカーズ・コレクティブ紙ふうせん］

オーガニックレストラン・配達弁当・リサイクルショップを運営。2019年1月より、就労継続支援B型事業所もスタート。

メンバー、サポーター、ボランティアと共に働く

（企）ワーカーズ・コレクティブ紙ふうせんは１９９５年にリサイクルショップとして設立しました。地域でリサイクルショップを運営する中で、自分たちがやりたいものと地域で求められているものが一致し、大勢の人が集まれるレストラン、配食と食分野も事業に加え、２号店をオープンしました。その後２店舗を統合し、現在の清水店での事業展開になっています。

　ワーカーズ・コレクティブメンバーに加え、紙ふうせん応援団のサポーター十数名が運営に参加しています。

これまで一般就労は難しいが働くきっかけが欲しい人、障がいがあって社会とつながりづらいと悩んでいる人などと共に紙ふうせんの事業を運営してきました。

みんなで安心して働ける場をどのように作っていけるかが長年の課題でしたが、継続的に安定して働ける場にするために「就労継続支援B型事業所」を２０１９年１月に開設しました。
０人からのスタートでしたが、現在は１３名の方が契約して、紙ふうせんを利用して下さっています。特別支援学校卒業生の若者から６８歳までの様々な皆さんとメンバー、サポーター、ボランティアと共に働き、活動しています。

みんなで支えあい、助け合いながら居心地の良い場所作りを

　昨年末、盲導犬を連れた視覚障害の女性が利用されるようになり、仲間がさらに増えました。盲導犬のviviはハーネスを外した休憩時間にみんなを癒してくれます。お昼休みがさらに楽しくなり、この女性の笑顔が増えました。

作業指導だけでなく、生活技能を一つ一つ丁寧に伝えながら生活支援をします。利用者さん一人ひとりの得意な分野を生かし、自信が持てるようになって、次のステップに行けるようできる限りの支援をします。

私達ワーカーズ・コレクティブメンバーも高齢化する中、メンバー、仲間から刺激と元気をもらいながら、お互いに事業を継続していきたいと思います。
ここに通ってくる仲間がみんなで支えあい、助け合いながら働く場所として、さらに居心地の良い場所作りをしていきます。