歓フォアン　［NPO法人たすけあいワーカーズ歓フォアン］

高齢者介護、障害者の自立支援、同行援護・移動支援、放課後等デイサービスなど、お互い様の気持ちを持って行っています

利用者さんに寄り添うサービスを

3人の主婦有志者が立ち上げて２０年が過ぎました。
地域の人たちや困っている人たちの痒いところに手が届くような“小さな手助け”を、介護保険が導入される前から始めました。
人にとって切実な問題である衣食住。利用者へのお弁当の配達から始まり、安否確認や交流の場の提供など、地域で生活していく人たちのお手伝いを長く続けてきました。

介護保険が導入されてからは、利用者さんのニーズに合わせて、保険でできることとできないこと両方を組合わせてサービスをしています。保険の中でできないことは、フォアンの会員に登録していただき、保険外のサービスとして、生活援助＜大掃除・草むしり・植木の水やり・犬の散歩等＞、外出介助＜通院（院内外）・買い物・余暇（映画・博物館・美術館・食事・旅行等）＞などを行っています。
人が人として自分らしく生活していくお手伝いができるよう利用者さんに寄り添いながらサービスを行っています。まだ数件ですが、引っ越しのお手伝いも行っています。業者とのやりとりが難しい人にはとても優しいサービスになっています。

住みなれた町で安心して暮らす街づくりをめざして

　現在は、高齢者介護保険適用で通所・訪問介護、障害福祉の自立支援事業（訪問）、地域生活支援事業で同行援護・移動支援、そして障害のある子どもたちの放課後等デイサービス（藤岡市の委託）も行っています。
私たちの理念は、住みなれた地域でいつまでも生活ができ『お互い様』の気持ちを持ち続けることです。そして子どもから高齢者、障害を持っている人たちが分け隔てなく生活できる場所を確立することです。

現代社会では隣の人が何をしているかも分からないような状況になっています。制度の中でサービスを行うことは歯がゆいことも多々ありますが、少し昔の日本社会では当たり前だった光景を取り戻すことが一番の願いです。