いのちと暮らしを守るあたたかな経済
～ワーカーズ・コレクティブで広げよう！社会的連帯経済～
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２０２４年１月２０日(土)～２２日(月)
日 時
全 体 会 ２０２４年１月２０日（土）13：00～16：00 懇親会 18：30～
自主企画（ 3企画 ） ２０２４年１月２１日（日）10：00～12：00
分 科 会（６分科会） ２０２４年１月２１日（日）13：30～16：00
オプショナルツアー ２０２４年１月２２日（月）
開催方法
実参加・オンライン併用のハイブリット開催
会 場
ウエスタ川越 (埼玉県川越市新宿町1-17-17)
アクセス
JR川越線 東武東上線「川越駅」西口より徒歩5分
西武新宿駅「本川越駅」より徒歩15分
各会の会場はこちらをご覧ください 会場案内
参加費 全体会及び分科会3,500円（後日送付の報告集代金が含まれます）
＊懇親会3,500円・オプショナルツアー（各ツアーで料金設定あり）の料金は含まれません
申込方法
右記二次元コードまたはイベントペイからお申込みください。
参加申し込みと同時にクレジット、コンビニ支払いなどの決済で入金確認後、
返信でWNJ HPに掲載する資料およびｚoomURL等を閲覧できるパスワードを送るシステムです。
オプショナルツアーについては、人数に限りがありますので、ご希望の方は下記連絡先（045-662-4303）またはメール(wnj_office@wnj.gr.jp)でお問い合わせください。
お問合せ先：TEL 045-662-4303（福地） ワーカーズ・コレクティブ ネットワーク ジャパン（ＷＮＪ）
主催：第16回ワーカーズ・コレクティブ全国会議in埼玉 実行委員会
後援：埼玉県・川越市・さいたま市・越谷市・北本市・志木市・三芳町・きょうされん・日本協同組合連携機構・日本協同組合学会・日本労働者協同組合連合会・NPO法人さいたまNPOセンター 等
協賛：生活クラブ事業連合生活協同組合連合会・生活クラブ共済事業連合生活協同組合連合会・生活クラブ生活協同組合・埼玉 非営利活動法人共同連 等
チラシのダウンロードはこちらから
【詳細】（敬称略）
全体会 1月20日（土）13：00～16：00
〈テーマ〉
「社会的連帯経済の魅力と市民社会の役割」
労働者協同組合法時代におけるワーカーズ・コレクティブの使命と可能性
第1部 基調講演
立教大学 コミュニティ福祉学部教授
社会的連帯経済推進フォーラム 会長 藤井敦史
第2部 パネルディスカッション 埼玉から社会的連帯経済を発信
埼玉における連携、連帯の実態を報告、課題を共有し、今後の全国的な社会的連帯経済実現に向けた展望につなげる
実践事例報告：
一般社団法人コンパスナビ（青少年自助自立支援機構） 河本 稀英
一般社団法人埼玉ワーカーズ・コレクティブ連合会 安島 裕美
川越市役所 産業観光部 副部長兼産業振興課長 飯野 英一
生活クラブ生活協同組合・埼玉 理事長 石井 清美
〈目的〉
資本主義経済の中で生み出された格差や略奪が社会全体の閉塞感を呼び、新型コロナウイルス感染拡大の長期化がさらに追い打ちをかけています。働くこと、学ぶこと、そして生きることをも脅かされ、地域社会では孤立や分断が深刻さを増すばかりです。
複雑化する危機的な状況の中で、このような時代だからこそ、協同し連帯して持続可能で活力ある地域社会を創っていくことが必要です。その担い手であるワーカーズ・コレクティブの使命と働き方の価値を再確認するとともに、現地埼玉における多様な団体との連帯による、地域社会づくりから社会的連帯経済の可能性を探ります。
懇親会 1月20日（土）18：30～ （参加費 3500円）
自主企画 1月21日（日）10：00～12：00
〈第1企画〉
「スペインの社会的連帯経済の活動を知ろう！」
一般社団法人ワーカーズ・コレクティブぷろぼの工房企画
講師：サルバドル・ペレス（スペイン・バレンシア州連帯経済ネットワーク元代表）
通訳：工藤 律子（ジャーナリスト）
社会的連帯経済の先進国と言えるスペインから、連帯経済のリーダーとして活躍するサルバドル・ペレスさんから、具体的な活動内容や連帯の方法などについてお聞きし、日本での実践に役立てます。
〈第2企画〉
「事業継続のために必要なことを改めて考える」
事務局ワーカーズ・コレクティブ Largo
〈目的〉
神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会の事務局を受託している私たちは、長年、業種や地域別の会議を担当してきました。そこでの課題や個別の団体からの相談対応をする中で、特にここ数年「経営」＝「事業継続」に困難を抱える事例が増えていると感じています。改善には、リーダー層が事業継続に必要な視点（ポイント）を押さえ、メンバー全員と話し合いながら対応していく組織運営が不可欠です。「みんなが経営者」である非営利・参加型組織のワーカーズ・コレクティブが円滑に事業継続できるよう、改めて必要なことを確認し学ぶ機会とします。
〈第3企画〉
「ワーカーズ・コレクティブの起業相談と労働者協同組合法について」
一般社団法人 埼玉ワーカーズ・コレクティブ連合会
〈目的〉
・ワーカーズ・コレクティブの働き方をアピールし、労働者協同組合の説明と資料の配布を行う
・地域に必要な事業の起業希望者の把握し、ワーカーズ・コレクティブでの起業に繋げる。
・川越市から埼玉ワーカーズ・コレクティブ連合会が委託されている「ワーカーズ・コレクティブによる起業相談会」の広報。
分科会 1月21日（日）13：00～16：00
〈第1分科会・福祉〉
子どもと共に歩み、みんなでつくろうあたたかい社会
基調講演：豊島区 認定NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク 栗林 知絵子
実践事例報告：
北海道 子ども支援ワーカーズ みんなのいえ 鈴木 律子
横浜市 NPO法人 霧が丘ぷらっとほーむ 根岸 あすみ
埼玉県 NPO法人ワーカーズコレクティブ こうさてん 打越 紀子
〈目的〉
経済格差が広がりいのちと暮らしが脅かされる社会の中で、2015年の時点で、子どもの７人に１人が相対的貧困にあるという状態でした。コロナ禍を経て、その割合はさらに増えているように感じます。しかし、どんなに厳しい社会状況にあっても、子どもたちの未来は奪われてはなりません。
当分科会では、子どもたちが心身ともに健やかに育ち、あそび、学ぶ場をどう守っていけばよいのかを考えます。ポイントとなるのは、地域のたくさんの人々が共にたすけあい、育ちあう地域社会です。地域の中で、世代を超えて様々な人と連携して子どもたちの育ちを支援している団体の事例を共有し、自らの地域にも生かしていきましょう。
〈第2分科会・食〉
地域とつながり食事業の拡大・継続をしていこう！
報告者：
NPO法人こすもす 熊谷 龍子
企業組合 ワーカーズ・コレクティブ樹（みき） 藤堂 妙子
一般社団法人 ワーカーズ・コレクティブむすび 大高 文子
ワーカーズ・コレクティブ食べものや 後藤 成美
〈目的〉
食の事業は度重なる食材や経費の値上げもあり、その存続が課題となっています。
組織的にも設立当初のメンバーは退きはじめ、設立時の想いをつなげることも難しくなっています。なぜ地域で食事業を立ち上げたのか、なぜ続けるのかを改めて考えることが必要なのではないでしょうか？その上で、今後、組織継続のために必要な施策や事業を安定させるための様々なツールの活用、新たな販路の開拓の事例などを共有し、つぶさない事業体を目指していく。ワーカーズ間の連携、地域との連携をさらに強め、つながりは食だけに限らない地域事業所と拡げ、活性化を計る
〈第3分科会・配送〉
「配る」を通じて何を解決するのか！ (協同組合間協同でつくる社会的連帯経済)
基調講演：生活クラブ事業連合生活協同組合連合会 常務理事 安部 裕子
パネルディスカッション＆意見交換
パネラー：
企業組合 ワーカーズ・コレクティブつくし 代表理事 並木 晴美
生活クラブ生活協同組合・長野理事長 千村 康代
企業組合ワーカーズコレクティブ・レインボー理事長 石原 嘉美
生活クラブ生活協同組合・東京 専務理事 金丸 正樹
〈目的〉
協同組合が社会的連帯経済の担い手として位置付けられ期待されています。その使命を果たしていくための「生協と配送ワーカーズ・コレクティブの共通ミッション」は何かをみんなで考えたいと思います。
配送という仕事は、安全に間違いなく届けることが1番の役割ですが、生協における配送「配る」という仕事は、単なるモノを届けるということだけではない活動や運動を内包しています。
「配る」ことから見えてくる様々な社会の問題を生協とともにどのように解決し、暮らしやすい社会を創るのか。生協運動、ワーカーズ・コレクティブ運動 双方の運動推進のためにどのような関係性を構築し挑戦していくことが望ましいのか、を議論し、改めて「配送ワーカーズ・コレクティブの存在意義」を確認します。
〈第4分科会・ともにはたらく〉
共に働くっていいね！～フラットな働く場づくり～
事例報告：
「ワーカーズ・コレクティブピース」 門田 高明・代表 門田 鈴江
札幌市障害者支援センターライフ 加藤 信一・専務理事 田中 伸和
企業組合 ワーカーズ・コレクティブ紙ふうせん（障がい者就労継続支援Ｂ型事業所） ・代表 宮野 洋子
アーバンズ合同会社 西浦 勝之
福祉クラブ生活協同組合 有賀 恵子
-パネルディスカッション-
コーディネーター：法政大学社会学科 三井 さよ
〈目的〉
働く事は暮らしの一部に位置づいています。働くことで、社会とつながり地域の人とのつながりを作る事は、誰にとっても暮らしが豊かになることです。
そこに働く人々が仕事をとおして、感じ、考えている事を知り「共に働く」ことの意味を改めて議論し、排除や差別のない事業所を拡げていくことをめざします。
〈第5分科会・社会的連帯経済〉
GSEF（GlobalSocialEconomyForum）の報告から社会的連帯経済を学ぶ
基調講演：明治大学名誉教授 栁澤 敏勝
報告：
庄内FEC自給圏ネットワークの活動から 生活クラブ事業連合生活協同組合連合会 顧問 伊藤 由理子
東日本大震災と漁業崩壊からの復興 ―協同組合と地方政府―
社会的連帯経済を推進する会 丸山 茂樹
座間市就労準備支援事業共同企業体で実施している「はたらっく・ざま」の活動と
ワーカーズ・コレクティブ運動 NPO法人ワーカーズ・コレクティブ協会 上田 祐子
自治体の福祉施策と「つながり経済」
座間市福祉部参事兼福祉事務所長兼地域福祉課長 林 星一
〈目的〉
今回の全国会議のテーマにもなっている「社会的連帯経済」
2023年5月4～6日にダカールで開催されたGSEF（Global Social Economy Forum）では、日本における複数の実践報告が採用され全世界に向けて発信されました。
日本では、なかなか認知されず、その取り組みや実践が欧米諸国より遅れているといわれてきましたが、実は身近にその実践は存在しています。
私たち自身がその担い手として自覚し、ワーカーズ・コレクティブを拡げ、豊かで暖かな経済を発展させるために、世界的なフォーラムでの報告から日本における社会的連帯経済を学びます。
〈第6分科会・労働者協同組合法〉
労働者協同組合法施行一年、働き方や地域を自治する人を増やしていこう
基調講演：労働者協同組合の設立状況と地域における協同労働の可能性
厚生労働省 雇用環境・均等局勤労者生活課 労働者協同組合業務室 室長 水野 嘉郎
-パネルディスカッション-
コーディネーター：WNJ実行委員 井上 浩子
検討中の団体から事例報告：
北海道ワーカーズ・コレクティブ連絡協議会 代表 齊藤 佳代子
企業組合たすけあい輪っはっは 理事長 吉田 文枝
取得団体から事例報告：
労働者協同組合コモンウェーブ 代表理事 山浦 久美子
ワーカーズ法対応の連合組織準備会代表 落合 純子・事務局 五十嵐 仁美
〈目的〉
2022年10月に労働者協同組合法が施行されて１年が経過し、全国では当初想定した以上に様々な業種の労働者協同組合が設立されています。一方ワーカーズ・コレクティブの団体ではこれまで（2023年10月現在）8団体が移行又は新規成立しましたが、NPO法人からの移行は進まず、推移を見守っている団体もあると思われます。企業組合・NPO法人からの移行可能期限は3年（2025年9月）なので、組織決定をする期間を考えるとあまり時間がありません。
この分科会では、主に取得した団体から、なぜ移行・新規取得をしたかの話を聞き、ワーカーズ・コレクティブ（協同労働）の働き方を再確認するとともに、様々な協同労働による事業を知り、労働者協同組合法人格取得を考えている団体の後押しをする機会とします。
そして地域や組織を自治する協同労働の団体を地域にたくさん増やし、連携することによる、社会的連帯経済の実態づくりを目指します。
オプショナルツアー 1月22日（月）
①ツアーNo.1 飯能コース 10：00～14：00
「生活クラブ飯能DCの業務を受託するつどいの組織運営と地域貢献を学ぶ」
募集人数10名 参加費：2,600円（昼食込み）
②ツアーNo.2 三富コース 10：00～15：30
「三芳町三富新田の農法を知り、地域とともに歩むハニーBeeの養蜂事業の実践を学ぶ」
募集人数22名 参加費：3,100円（昼食込み）
③ツアーNo.3 川越コース 9：30～14：00
「商業の街「川越」の歴史と、市民による街づくりを学ぶ」
募集人数15名 参加費：2,800円（昼食込み）
④ツアーNo.4 平和コース 9：00～14：00
「丸木美術館見学と地元野菜を使ったレストランでのお食事」
募集人数25名 参加費：3,700円（昼食込み）
第15回ワーカーズ・コレクティブ全国会議 in 神奈川 実行委員会